※動画 グローバル筋とローカル筋 脊柱の筋機能を2つに分類すると、 グローバル筋:表層筋 ローカル筋 :深層筋 に分けることができます。 グローバル筋 腹直筋や脊柱起立筋が該当し、主に速筋繊維で構成されており、瞬発的な身体活動を行う場合に、優位に働く筋です。 脊柱全体に付着しているため、脊柱の分節間の動きを制御すること...
- ホーム
- shingo
shingo
shingoの記事一覧
モーターコントロールは日本語にすれば「動き(Motor)を制御する(Control)」ことになり、モーターコントロール障害は「動きを制御することの障害」ということになります。 非特異的腰痛におけるモーターコントロール障害は腰部の安定性が低下し、腰痛の動き(広義の意味で筋機能)を適切に制御できなくなる事による、腰部周囲...
痛みは多面的な要素をもち、痛みそのものにもいくつかに分類することがされます。 本記事では、各痛みの病態における特徴とメカニズムについて解説していきます。 急性痛と慢性疼痛 痛みには、生体防御反応、生体への警告信号として働く「急性痛」と痛みが慢性的に続く「慢性疼痛」が存在します。 これらは時期により分類され、発症後1ヶ月...
運動を通して、一人ひとりのお悩みに対して改善という変化をもたらすためには、技術、知識、経験則が必要となり、その中から最良の手段を適切なタイミングで使用するためには「評価」は切っても切れないものです。 トップダウンモデル 患者の訴えに関連する動作の観察及び分析により、問題点の仮説立てをし、客観的評価によりその検証を行う推...
非特異的腰痛は”原因の特定が困難”すなわち「解剖学(構造)的」に原因の特定が困難な腰痛です。 腰痛領域の研究を世界的にリードしているオーストラリアのガイドラインでは、急性腰痛を呈する人々の95%が非特異的腰痛であり、特異的な疾患は稀であるとも述べられています。1) 特異という言葉の意味は「普通とは異なっている」ことで...
まずはじめに身体の構造を大まかに理解していきましょう! 「身体の基礎知識」では当サロンの内容を理解していくうえで必要な部分をピックアップし、分かりやすく解説していきます。 動作を遂行するための6つの組織 身体の構造(特に動作)を理解する上で知っておくべき組織は6つあります。 ・骨 ・関節 ・靭帯 ・筋肉 ・腱 ・神経 ...
「ROM(ロム)」とは、Range of Motionの略で関節可動域を意味します。 主に「ROM」の評価の目的は以下の通りです。 ・関節の動きを阻害している原因について探る ・適切なアプローチを選択する際の手がかりにする ・障害の程度を判定する そしてROMには、Passive ROM(他動関節可動域)とActive...
・痛いから伸ばす ・痛いから運動する ・痛いからほぐす ・痛いから安静にする ・痛いから冷やす ・痛いからマッサージする なんとなくで行っていませんか? 特に慢性疼痛に対して「痛みの科学」の正しい理解がなければ、狙って改善することは極めて困難なことです。 いつだってそうですが、何事も土台から本質的に理解していくことが大...
頚椎の機能障害におけるアプローチの目標は頭部ー頚椎ー胸椎のアライメントを改善し、頚部の適切な機能を獲得することとなる。 治療アプローチとしては徒手療法と運動療法の併用がエビデンスが高く支持されています。1) 当サイトでは徒手療法で期待できる効果(可動域の制限因子の改善)をセルフリリース、セルフストレッチにて補います。 ...